南会津西部漁協舘岩支部、南会津西部非出資漁業協同組合
会津伊南川水系、極上の渓流へ行こう!
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2024年度の「釣り人モニター」「たていわサポーター」を募集します。
詳しい内容については、釣り人モニターのページにて、ご確認下さい。
◎2025年度(令和7年度)の遊漁料金。
前年度の料金から変更はありません。
日釣券1,100円、年券6,500円、女性日釣券550円、女性年券3,250円、男女とも現場券2,000円。
遊漁券は事前購入、遊漁時には必ず携帯して下さい。
遊漁券を持たない場合は監視員による現場券の販売となりますので、ご了承下さい。
また、遊漁券を携帯せずに監視員に遭遇した場合は、現場券を購入して頂く事になります。
◎2025年の年券販売受付けについて。
年券は2月1日より舘岩支部で購入申込みできます。受渡し・発送は3月中旬以降。
詳しくは、遊漁料のページにてご確認ください。
3月下旬より年券取扱い所、宿泊施設・商店でも購入できるようになります。
【たのせ特別漁区からのお知らせ】
2025年のたのせ特別漁区の営業は、5/1~9/30となります。
5/1オープンに向けて、直前に特別放流を行います。
この機会に、渓流釣りのお仲間やご家族の皆さんにもお楽しみ頂けるようお願いいたします。
【塩ノ原地区の宮沢が毛鉤専用のキャッチ&リリース区間に変更されました】
不定期の禁漁河川である宮沢が、2024年よりキャッチ&リリース区間(毛鉤専用区)になりました。
陸封された宮沢の固有種イワナ(むかしイワナ)が再び魚影の著しい減少にあると思われます。
よって、イワナの原種を保護するため、毛鉤専用のキャッチ&リリース区間とする事で自然復活を目指します。
皆さまのご理解、ご協力のほど、よろしくお願い致します。
🔳舘岩支部の概要と活動
本漁業協同組合は、日本海へとそそぐ只見川の支流である伊南川本支流域(檜枝岐村内を除く)を管轄している。伊南川本支流域は、現在では南会津町と只見町の2町村にまたがっているが、いわゆる平成の大合併以前は、旧南郷村全域、旧伊南村全域、旧舘岩村全域に、只見町の一部を加えた4自治体から成っていた。
伊南川本支流域は、広大な面積を持つゆえに管理が難しいため、前述の4自治体を母体にして支部を置き、それぞれの環境特性に活かした支部運営をしている。南会津漁協の本部は南郷地区にあり、支部総代会、本部総会を経て、組織は運営されている。舘岩支部とは、文字通りに旧舘岩村全域を管理しており、伊南川の支流の舘岩川の本支流域(伊南地区の舘岩川下流域を除く)となる。舘岩支部の所在地は、南会津町舘岩総合支援センター(舘岩会館内)にあり、かつての舘岩商工会から移転している。
舘岩支部の組合員数は約120名、支部長、副支部長、理事、監事、代議員から構成される。放流活動については、本部方針と支部総代会での討議を受けて、舘岩支部放流委員会が計画・実施している。なお、放流日は一切公表されないが、おおまかな予定は出されているので、釣行の際の参考にされたい。
舘岩支部は、現在の南会津町舘岩地区であり、南会津西部漁協の中にあっては特徴のある自然環境を有している。舘岩支部にあるすべての流れは舘岩川にそそぎ、多くの水量を集めて、伊南川へと合流する。その落差は、湯ノ岐川を一例にとってみても、尾瀬国立公園の田代山湿原を源頭にして標高2000mとなり、松戸原の舘岩川中流に合流する場所では標高650mとなり、多種多彩な動植物の生態系を見ることが出来る。
流程については、舘岩川、湯ノ岐川、西根川、鱒沢川などの主だった渓流の本支流だけでも、100kmを超す釣り場の豊富さがあり、同時に、山里の里川~一般的な渓流~山岳渓流~原生林の渓流といったように、同じ川であっても様々な顔を見せてくれる。現在でも変わらぬ姿を伝えている事は、漁業組合のみならず、森林組合、役場、学術機関、そして地元住民の連携によるところが大きく、尾瀬国立公園に代表される豊かな自然環境と、”日本の原風景”を舘岩地区に見ることが出来る。加えて、会津マタギの伝統文花も受け継がれており、必要以上の狩猟、キノコ、山菜などの乱獲が慎まれてきた事も、生きた山を伝える要素になっているのだろう。
舘岩川水系に生息している魚種については、イワナ、ヤマメ、アユ、ウグイ、ハヤ、カジカ、サンショウウオなど、本州にものと変わらない。近年では、アユ、ウグイ、ハヤの魚影は減りつつあり、とりわけアユに関しては、舘岩川の下流域にかろうじて見られる程度のようである。放流活動についても自然環境と生態系にのっとり、舘岩川・保城川はヤマメ、その他の支流群はイワナとなり、アユの放流は行われていない。
舘岩川は、他の支流群よりも標高が低く、また渓相が開けているため日照時間が長く、水温も高い状態にあるので、イワナよりもヤマメの方が適応している。こうした魚類の生態系にあって、在来種の保存は重要な課題であり、そのため禁漁区を設けている。
また、砂防堰堤等の魚道工事も行われており、古い堰堤に堆積した川砂利の有効活用の検討や、今後に向けた林道の保全工事のあり方など、行政との意見交換も必要となっている。
舘岩地区での学校教育において、総合学習授業への協力や、幼稚園児に対してのイワナつかみ取りの体験など、地域の漁業組合として期待される役割も担っている。
【禁漁区・指定区】
南会津西部漁協管内フィールドマップ参照
各禁漁区及び指定区域については、下記の通り。
年度ごとに変更があるため、必ず詳細を確認の上、遊漁をお願い致します。
2025年、舘岩支部管内及び他支部の禁漁区(一部河川はマップに表示がありません)
1、湯ノ岐川水系
・支流の渡沢の一ノ沢・二ノ沢……水道取水利用のため永年禁漁
・田代山登山口付近の猿倉橋から上流全域(猿倉橋とは駐車場トイレ手前の橋を指します)
2、前沢集落付近(舘岩川水系)
・舘岩川支流の前沢入沢全域
・前沢地区の舘岩川、前沢橋上下間約200m ‥‥‥ 自然種保護のため禁漁
・塩ノ原地区、舘岩川支流の宮沢全域(宮沢キャッチ&リリース区間) ‥‥‥ 自然種保護のため禁漁
3、西根川水系
・西根川川衣林道ゲートより上流部全域 ‥‥‥ 自然種保護のため禁漁
・支流の小白沢全域 ‥‥‥ 自然種保護のため禁漁
・支流の大沢全域 ‥‥‥ 自然種保護のため禁漁
4、布沢川水系
・林野庁指定「恵みの森」に関する、布沢川本流の道行沢合流の砂防堰堤より上流域すべて
・支流の打杭沢全域 ‥‥‥ 自然種保護のため禁漁
・支流の滝の沢全域 ‥‥‥ 自然種保護のため禁漁
5、その他
・小屋川支流の戸板沢全域 ‥‥‥ 自然種保護のため禁漁
2025年、舘岩支部管内の指定区域(一部河川はマップに表示がありません)
●舘岩川キャッチ&リリース区間 ‥‥‥ テンカラ・フライの毛鉤専用区
鱒沢川合流点上の堰堤(矢竹沢合流点下の堰堤)からの舘岩川上流域及び数間沢全域、ただしその他の支流は除く
(数間沢全域のキャッチ&リリース区間延長については、マップには表示がありませんので、ご注意下さい)
●宮沢キャッチ&リリース区間(不定期禁漁、2025年は禁漁) ‥‥‥ 2024年度からテンカラ・フライの毛鉤専用区
塩ノ原地区、舘岩川支流の宮沢全域
●特別漁区たのせ「ヤマメの里」 ‥‥‥ たのせふるさと橋の上下間約700mを特別漁区、5月1日~9月30日まで
南会津西部漁協 舘岩支部
〒967-0304 南会津町松戸原55番地 舘岩会館内 TEL/0241-78-2110 FAX/0241-78-3274
南会津西部非出資漁業協同組合
〒967-0611 南会津町山口字堀田770-1 TEL/0241-72-2110 FAX/0241-72-2687
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